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石川遼 ツアー通算18勝目!勝利を導いた完璧なセッティングはコレだ | キャロウェイゴルフ公式サイト

石川遼 ツアー通算18勝目!勝利を導いた完璧なセッティングはコレだ

2022.11.14 招待する
11月10~13日に太平洋クラブ 御殿場コース(静岡県)で行われた「三井住友VISA太平洋マスターズ」において、キャロウェイ・スタッフプレーヤーの石川遼プロが、日本ツアー通算18勝目を挙げました。石川プロの勝利は、2019年最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」以来のほぼ3年ぶりで、「三井住友VISA太平洋マスターズ」においては2010年、2012年に続く3回目の戴冠。しかも今回は、50回目の記念大会(2012年は40回目)でした。

初日を2アンダーの10位タイで飛び出した石川プロは、2日目に4バーディー、ノーボギーの好プレーを見せて2位タイに浮上。3日目も1アンダーをマークし、トップと3打差の7アンダー、2位タイで最終日を迎えました。この日は4日間でもっとも強い風が吹く難しいコンディションでしたが、石川プロは4番まで3つのバーディーを重ねて、単独首位へ。その後、2つのボギーと1つのバーディーを挟み、トップタイで迎えた14番では2打目を池に打ち込んでダブルボギーを喫する場面もありましたが、石川プロの集中力は途切れませんでした。続く15番で、すかさずバーディーを奪うバウンスバックを決めて再びトップタイとなり、勝負の行方は石川プロを含めた2人のプレーヤーによるプレーオフへともつれ込みました。

Photo by JGTO images


雨が強くなるなか、18番で行われたプレーオフ1ホール目では、石川プロが約2mのウイニングパットを迎えながら決められず、ともにパー。プレーオフの2ホール目では、石川プロのティーショットが右の林へと大きく曲がってピンチを招いたものの、勝機は充分に残っていました。左前方に開いた2本の木の間にスライスボールを通して、左のラフへと脱出。続く130ヤードの3打目が見事にピンと同じ段の手前約4mにつき、今度はバーディーパットもきっちりと決め切って、戦いに終止符を打ちました。

今大会での石川プロのクラブセッティングは、以下のとおりです。
*2022年11月13日時点。セッティングは試合状況によって変更となる場合がございます。
●ROGUE ST MAX LSドライバー 10.5度
●ROGUE ST ◆◆◆Tフェアウェイウッド 14度
●APEX UW 19度
●APEX UW 23度 *プロトタイプ
●APEX TCBアイアン I#5-8
●JAWS FORGEDウェッジ 43度、 48度、52度、56度 *43度はプロトタイプ
●JAWS RAWウェッジ 60度
●ODYSSEY TRI-HOT 5K THREEパター
●CHROME SOFT X ボール

今大会における石川プロのフェアウェイキープ率は、4日間トータルで64.286%の21位タイとまずまず安定しており、全8ホールあったパー5では5つのバーディーを奪取。これらは、2020年から取り組んでいるスイング改造の成果に加えて、「ROGUE ST MAX LSドライバー」「ROGUE ST ◆◆◆Tフェアウェイウッド」「APEX UW」のウッド類の性能も大きく貢献していたと言えるでしょう。

Photo by JGTO images


また、パーキープ率88.889%(1位タイ)、バーディー以上が17(6位タイ)というスタッツも見逃せません。JAWS RAWウェッジを含めた5本のウェッジ、ODYSSEY TRI-HOT 5K THREEパター、CHROME SOFT X ボールによるショートゲームの精度の高さが伺える数値です。とくに、エースパターに代えて2戦前から手にしているODYSSEY TRI-HOT 5K THREEパターは、今大会最終日も大きな武器となっていました。1番のロングバーディーパットや、15番の5mほどのバーディーパット、そしてプレーオフ2ホール目のバーディーパットは、いずれも微妙に右に曲がるラインでしたが、しっかりとしたボールの転がりでカップを捉えました。

Photo by JGTO images


現地やテレビ中継で観戦された方は、プレーに加えて、石川プロのシックな装いにも目が行っていたかもしれません。4日間、トラヴィスマシューのウェアを着用しており、シューズはCUATER by TravisMathewでした。ぜひオンラインストアで詳細をチェックしてみてください。
※石川プロ着用ウェアの仕様は販売商品と異なる場合があります。実際の商品デザインは公式オンラインサイト商品ページをご確認ください。

ウイニングパットを沈めて天を仰ぎ、笑顔でキャディと抱擁した石川プロは、「自分が優勝した実感がない」と正直な心境を明かしつつ、「これからもいまの自分に甘んじずに、上を目指していくという気持ちが強い」と、早くも先を見据えた言葉を口にしました。まだ自らのプレーレベルを引き上げられる余地がたくさんあり、もっと勝てるようになる手応えも感じているということでしょう。石川プロの次の19勝目を含めたますますの活躍に、ぜひご期待ください。